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【2023年版】補助金を使って冷凍自販機をお得に導入しよう!

補助金を使って冷凍自販機をお得に導入する方法を解説

「冷凍自販機を導入したいけれど、費用が気になる…。」とお困りではありませんか?

新型コロナウイルスの影響もあり、飲食店業界で注目されている冷凍自販機は、補助金を活用しての導入が可能です

本記事では、冷凍自販機導入に使える補助金について解説します。実際に補助金を活用した事例も紹介しますので、冷凍自販機をお得に導入したい方は必見です。

冷凍自販機導入に使える補助金について

冷凍自販機はラーメンや餃子、ハンバーグ、パスタ、スイーツなどさまざまな冷凍食品を販売する自動販売機です。コロナ禍で急速に普及が進んでいますが、冷凍自販機本体の価格は約200万円と高額であり、導入コストがネックとなる飲食店も多いでしょう。

そこで活用を検討したいのが補助金です。金融機関からの融資とは異なり、補助金は返済義務がないため、活用できればお得に冷凍自販機を導入できます。

冷凍自販機のメリットや導入方法については、以下の記事でも詳しく解説していますので、合わせてご確認ください。

冷凍自販機が注目されている背景

冷凍自販機が注目されている背景を解説

冷凍自販機は以下の理由により注目されています。

  • コロナ禍でニーズがマッチ
  • 少人数のスタッフでも対応が可能
  • 新たな販路拡大

冷凍自販機が注目される背景を整理して、お店で冷凍自販機を検討する参考にしましょう。

コロナ禍でニーズがマッチ

コロナ禍でアルコールの提供禁止や時短営業を余儀なくされた飲食業界では、テイクアウトの需要が一気に広まり、非対面で商品を販売できる冷凍自販機が注目されるようになりました。

「美味しい料理を食べたいけれど、対面は控えたい」というお客様のニーズと冷凍自販機はマッチしたといえるでしょう

少人数のスタッフでも対応が可能

冷凍自販機はキャッシュレス決済に対応しており、在庫補充以外で人手がかかりません。そのため、スタッフ不足に悩む飲食店でも、冷凍自販機を活用することで売上を確保できる可能性が高まります。

在庫の補充や商品の登録が簡単なのも冷凍自販機が注目される理由の1つです。特別な研修がなくても取扱説明書を見れば誰でも操作できるので、スタッフに負担をかけずに運用できます。

新たな販路拡大

冷凍自販機は新たな販路拡大のツールになると注目されています。

ランチタイムにしか営業しないラーメン店を例にして考えてみましょう。このラーメン店が店先に冷凍自販機を設置すれば、普段ランチタイムに来店できないお客様にもラーメンを買っていただくチャンスが増えます。家でラーメンを食べたお客様が「次はお店に行ってみよう」と思うようになるかもしれません。

冷凍自販機を導入すれば、新たなファンを作れる可能性が高まります

冷凍自販機導入に使える補助金の種類

冷凍自販機導入に使える補助金には、以下3つがあります。

名称補助金額・補助率
ものづくり補助金・補助金額 最大4,000万円
・補助率 1/2~2/3
事業再構築補助金・補助金額 最大1.5億円
・補助率 1/3~3/4
小規模事業者持続化補助金・補助金額 最大200万円
・補助率 2/3~3/4
外食産業成長支援補助金・補助金 最大1,000万円
・補助率 1/2以内

それぞれの補助金の特徴を確認していきましょう。

ものづくり補助金

ものづくり補助金は中小企業や小規模事業者が生産性向上に必要な設備投資を支援するための補助金です。2023年7月現在、第15次の公募が公表されており、2023年8月以降も公募される可能性があります。

ものづくりと聞くと食品メーカーが対象と思われそうですが、自社で冷凍食品を開発して、冷凍自販機で販売するといったビジネスモデルであれば、飲食店でも活用可能です。

参考:「ものづくり補助金総合サイト」

事業再構築補助金

事業再構築補助金は、新分野展開、業態転換、事業再編など思い切った事業再構築を支援するための補助金です。ECでの新規販路の開拓やテイクアウトメニューの開発とセットで冷凍自販機の補助金申請を行う企業が増えています。

2023年6月30日で第10回公募が締め切られていますが、第11回公募が開始される可能性もあるので、今後の動向に注目です。

参考:経済産業省「事業再構築補助金」

小規模事業者持続化補助金

小規模事業者持続化補助金は、小規模事業者が経営を持続するための改善策を支援するための補助金で、販路開拓や業務効率化につながる設備やツールの導入をサポートします。冷凍自販機の導入は小規模事業者持続化補助金の対象であり、採択例も豊富です。

2023年7月現在、第13回が公募されています。補助金額が最大200万円であり、冷凍自販機を導入するコストの大部分の補助が受けられる可能性もあるので注目です。

参考:「小規模事業者持続化補助金」

外食産業事業成長支援補助金

外食産業事業成長支援補助金は、中小・中堅規模の飲食店を対象とした補助金で、売上拡大・収益増加を目的とした業態転換や事業成長を支援することを目的としています。機械装置やシステム構築費などが対象経費であり、冷凍自販機も補助金の対象です。

2023年7月現在2次公募が受付されています。7月31日で2次公募は締め切られますが、3次以降も公募される可能性があるので、動向に注目しましょう。

参考:農林水産省「外食産業事業成長支援補助金」

冷凍自販機導入で補助金を活用した事例

冷凍自販機導入で補助金を活用した事例を解説

以下の2つは冷凍自販機導入で補助金を活用した事例です。

  • 小規模事業者持続化補助金を活用した事例
  • 事業再構築補助金を活用した事例

実際に補助金を活用した事例を知ることで、お店で冷凍自販機導入を検討する判断材料になります。

小規模事業者持続化補助金を活用した事例

東京都町田市にあるクレープ専門店カフェ・ド・チワワは小規模事業者持続化補助金を活用して、冷凍自販機を導入したカフェです。

町田市の住宅街にある店舗とキッチンカーでの出張出店がメインでしたが、補助金活用をして100えんハウス「レモン」町田店の店舗横にクレープの冷凍自販機を設置しました。クレープが約500円とお得に購入できると人気のようです。

冷凍自販機の設置により、24時間営業が可能となった好事例だといえるでしょう

参考:木曽東の「カフェ・ド・チワワ」町田総合高校近くに、冷凍クレープ自販機導入

事業再構築補助金を活用した事例

宮城県仙台市に本社を構える宮城熊さん株式会社は、第5回公募の事業再構築補助金を活用して冷凍自販機を導入した企業です。

業務用麺の専門メーカーである宮城熊さん株式会社は、製麺所に隣接している「熊さん麺ショップ」で自家製麺を販売しています。事業再構築補助金が採択された後、「熊さん麺ショップ」の横に冷凍餃子の自動販売機を設置しました。

24時間営業でスタッフ無しでも販売ができ、販路拡大につながった事例だといえるでしょう

参考:号外NET「【仙台市太白区】噂の『餃子の自動販売機』もう試してみましたか?西多賀の熊さん麺ショップ♪」

補助金を活用して補助金を導入する方法

冷凍自販機の販売店のなかには、補助金を活用して購入できる代理店もあります。

例えば、こちらの販売店は補助金を活用した多数の導入実績があるので、お一人お一人に合わせてベストなアドバイスができます。

株式会社Paddle

「吹田がもっと好きになる」をモットーとする地域メディア『吹田日和』を運営する株式会社Paddleは、自販機の販売店でありながら、自社でも実際に冷凍自販機を運営しています。

ただ自販機を売るだけでなく、実際の細かな運営方法や売り上げを上げる方法を熟知しています。また補助金の採択実績も多数あるので、安心してお任せできる会社です。

株式会社ニュービューティ

株式会社ニュービューティは、某大手自販機メーカー出身の代表なので、自販機については熟知されています。ロケーション開発から補助金申請までトータルサポートをしてくれる会社です。

補助金で冷凍自販機を導入して販路を拡大しよう 

人手不足に悩む飲食店でも冷凍自販機を活用することで、売上が拡大でき、新たなファンを作れる可能性が高まります。初期費用は決して安くありませんが、事業再構築補助金や小規模事業者持続化補助金を活用することで、お得に導入することも可能です

飲食店が発展していくためには新たなファンの獲得が欠かせません。補助金を活用して冷凍自販機を導入して、お店のファンを増やしていきましょう。