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飲食店で使える売上管理アプリ6選を比較!無料あり!

飲食店で使える売上管理アプリを比較

「毎日の売上管理に手間がかかって大変…。」とお悩みではありませんか?

飲食店運営に売上管理は欠かせないものですが、できれば簡単に済ませたいと思う人も多いでしょう。

最近では売上管理ができるアプリが登場しており、実際に使っている飲食店も増えています。

アプリを使えば、売上管理が簡単になり、スタッフの負担が減るかもしれません

本記事では飲食店で使える無料と有料の売上管理アプリ6選を比較します。アプリの選び方やアプリ以外の売上管理方法も紹介しますので、飲食店で売上管理にお困りの方は必見です。

飲食店でアプリを使って売上管理をするメリット

日々営業を行う飲食店では売上管理が欠かせません。アプリを使って売上管理をするメリットは大きく分けて以下のとおりです。

  • 売上データからお店の状況がわかる
  • 複数店舗の売上情報を共有できる
  • 売上管理が簡単になり負担が減る

それぞれのメリットを簡単に確認していきましょう。

売上データからお店の状況がわかる

これまで紙ベースで売上管理を行っていたとすれば、売上管理アプリを導入することで、お店の状況をつかみやすくなります。

売上管理アプリの中には入力した売上データを集計して見える化できるものがあります。日々の売上データをグラフで見ることで、直感的にお店の状況を把握できるようになるでしょう。お店の状況がいち早く把握できれば、もし業績が落ち込んだ場合でもすぐに対策を打つことが可能です。

複数店舗の売上情報を共有できる

紙ベースやエクセルでの売上管理は複数店舗での情報共有は難しいですが、売上管理アプリを使えば比較的簡単に複数店舗の売上情報を共有できます。本部で複数店舗の売上データを吸い上げて、全体の経営戦略を立てることも可能です。

店舗でも売上情報を見ることができれば、好調な店舗に刺激を受けて、その他店舗が発奮する材料になるので好循環が生まれやすくなるでしょう。

売上管理が簡単になり負担が減る

アプリで売上管理をする最大のメリットは管理担当者の負担が減ることです。手書きやエクセルでの管理は日々の売上情報を入力するのに負担がかかりやすいため、その他の業務に支障が出る可能性があります。

手軽で直感的な売上管理アプリを導入すれば、管理担当者の負担を軽減可能です。負担が減ることで、他の業務に注力できるため飲食店全体のパフォーマンスが向上するでしょう。

飲食店で使える売上管理アプリの選び方

飲食店で使える売上管理アプリの選び方を解説

飲食店の売上管理業務をアプリで行う場合は、以下の選び方を実践するようにしましょう。

  • 直感的で使いやすいものを選ぶ
  • データを見える化できるものを選ぶ
  • 費用対効果を考える

アプリの選び方を間違えると、売上管理業務がストレスとなる恐れがあります。売上管理アプリの選び方を掘り下げて確認していきます。

直感的で使いやすいものを選ぶ

売上管理アプリを導入するメリットは、手軽な操作で売上管理の負担が減らせることです。

たくさんの機能が備わっていても、使いにくければ管理担当者のストレスがたまり、他の業務にも支障が出る可能性があります。アプリを選ぶ場合は、なるべく直感的で使いやすいものを選ぶようにしましょう。

売上データの入力だけでなく、過去のデータの検索や分析機能も含めて使いやすいものを選ぶことが大切です。

データを見える化できるものを選ぶ

売上情報からお店の状況や課題を見つけたいのであれば、データを見える化できる売上管理アプリを選ぶ必要があります。

日々の売上情報を入力すれば、自動的にグラフ化できる機能があるアプリを選ぶことで、お店の状況を把握しやすくなり、戦略も立てやすくなるでしょう。

売上データを見える化することによって、スタッフにお店の状況を視覚的に伝えられます。スタッフ全員での目標共有にも役立ちますので、売上管理アプリはデータを見える化できるものを選びましょう。

費用対効果を考える

売上管理アプリは無料で使えるものから、課金が必要になる有料版など幅広く存在します。無料で導入できても、多店舗での情報共有やクラウドでのデータ保存ができなければ、逆に売上管理の工数が増えることもあるでしょう。

アプリを導入する場合は無料版と有料版との違いを把握して、費用対効果を見ながら慎重に進めることが大切です。中には無料版から有料版へアップグレードできるアプリもあるので、事前に機能を確認するようにしましょう。

飲食店で使える無料・有料の売上管理アプリ6選を比較

飲食店で使える売上管理アプリは数多くあるので、どれを選べばよいか迷ってしまう人も多いでしょう。ここからは一般的に知名度のある売上管理アプリ6つを比較します。それぞれの特徴は以下のとおりです。

アプリ名特徴参考料金
スマレジ クラウドPOSレジ・タブレット端末を使ったPOSレジ
・高性能ながら低価格で利用できる
スタンダードプラン:無料
フードビジネスプラン:12,100円/月
最小限の売上管理メモ・シンプルで使いやすい
・日々の売上や客数を見える化・無料
無料
Gripnote(グリップノート)・個人事業主向けアプリ
・無料プランあり
お試しプラン:無料
プレミアムプラン:480円/月
TapPOS レジ 売上 在庫管理・売上管理だけではなく在庫管理も可能。無料
Square POSレジ・手持ちのタブレット端末で利用可能
・シンプルで操作しやすいレジ画面
初期費用と月額料金が無料
決済手数料3.25~3.75%
Airレジ・シンプルで使いやすい機能
・いつでもどこでも売上の確認が可能
初期費用と月額料金が無料
レシートプリンターなど周辺機器は有料

スマレジ クラウドPOSレジ

スマレジはスマホやタブレット端末を活用するPOSレジです。売上管理機能はもちろんのこと、時間帯別や客層別での売上状況を収集・分析できます。

飲食店マネジメントに必要な顧客管理や予算管理機能もついているため、あらゆる場面で役に立つPOSレジです。

1店舗のみで利用可能なスタンダードプランは無料で使えるので、まずは使用感を確認してみるのもよいでしょう。

最小限の売上管理メモ

「最小限の売上管理メモ」はAndroid環境で使用できる売上管理アプリです。日々の売上や客数を入力するだけでグラフ化できるため、お店の状況を見える化できます。

アプリの名前からもわかるとおり、必要最小限の情報に特化しているため、複雑な売上管理はできませんが、シンプルで使いやすい操作が特徴のアプリです。

Gripnote(グリップノート)

Gripnoteは予約管理や売上管理を効率化して売上アップを目指せるアプリです。有料プランでは売上分析機能もありますが、無料プランでも売上目標設定や実際の売上データの見える化ができます

どちらかと言えば個人事業主向けの売上管理アプリなので、多店舗の売上管理をしたい人には向かない可能性があります。とりあえず売上管理アプリを使ってみたいという人は試してみてもよいでしょう。

TapPOS レジ 売上 在庫管理

売上管理だけではなく、在庫管理や統計分析もできるアプリです。またバーコード管理やレシート印刷機能も付いており、多機能を1つのアプリでこなせます。

売上データはグラフによって見える化できるため、お店の状況を分析しやすいのが特徴です。売上管理アプリにPOSレジ機能が搭載されているイメージなので、本格的なシステム導入の前に試しに使ってみるのもよいでしょう。

Square POSレジ

Square POSレジは初期費用と月額費用が無料で導入でき、低コストで売上管理ができます。申込みした当日から使用でき、簡単なアカウント登録だけという点が特徴です。

売上管理だけでなく在庫や従業員の勤怠など、あらゆる業務をまとめて管理できるため、業務の効率化が期待できるPOSレジといえるでしょう。

Airレジ

Airレジは、シンプルで使いやすい機能が特徴のPOSレジです。iPadで操作でき、場所を選ばずにいつでもどこでも売上管理や在庫確認ができます。

売上分析でメニューの売れ筋や実績がすぐに確認できるため、価格の見直しや新メニュー開発のサポートになるでしょう。

初期費用と月額費用が無料なだけではなく、サポート全般も無料で受けられるのが特徴だといえます。

アプリ以外の売上管理方法

アプリ以外の売上管理方法を解説

飲食店の売上管理はアプリ以外の方法でも行えます。一般的な売上管理方法は以下のとおりです。

  • 手書きでの売上管理
  • エクセルでの売上管理
  • POSレジなどシステムでの売上管理

それぞれの売上管理方法を簡単に解説します。

手書きでの売上管理

金銭出納帳などを使い、手書きで日々の売上情報を記入する方法です。

誰でも簡単に始められる売上管理方法ですが、記入ミスが発生しやすいだけでなく、他のツールを使わなければデータの見える化ができません

データが蓄積されず分析やマーケティングには活用できないので、あくまで日々の売上情報を記録する手段だと考えておきましょう。

エクセルでの売上管理

PCで売上管理する方法です。仮にオフィスソフトがインストールされていないPCでも、インターネット環境さえあればGoogleのスプレッドシートで代替できます。

エクセルを使えば、日々の売上データをグラフ化できるため、お店の状況把握がしやすくなります。関数やマクロを使えば、自動計算にも対応できるため、ミスが少ない売上管理が可能です。

ただし関数やマクロを使いこなすためには一定レベルのPCスキルが必要となります。社内で精通した担当者がいれば、エクセルでも効率的な売上管理ができるでしょう。

POSレジなどシステムでの売上管理

飲食店で導入が進んでいるPOSレジでも売上管理が可能です。

POSレジを使うことによって、お客様の情報やオーダーされた料理など売上以外の詳細な情報を入力できます。営業時間中に入力した売上情報は蓄積されるため、営業終了後に再度集計する必要もなく、管理担当者の負担を軽減可能です

売上管理だけではなく、後のマーケティングにも役立つため、導入する飲食店が増えているといえるでしょう。

飲食店で売上が伸び悩んでいるときは業績改善を検討してみましょう。業績改善のアイデアについては以下の記事でも解説しています。

効率的な売上管理はシステム導入がおすすめ

飲食店での売上管理はアプリを活用することで見える化しやすくなり、お店の状況を把握できるようになります

しかし、売上管理アプリはどちらかと言えば、売上情報の記録がメインであり、より効率的な売上情報のためにはPOSレジなどのシステム導入がおすすめです。売上管理システムを使えば、他のツールや機能と連動できるため、マーケティングにも役立ちます。

まずは売上管理アプリで感触をつかみ、システム導入の足掛かりにすることを検討してみましょう。

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